マミさん紹介
日本人バリアンヒーラー
Ibu Jero Mami
1996年にパンデ家のバリ人男性と結婚。1998年にバリ島に移住をし、輸出業を営み精力的に働く一男一女の母親でもあるマミさん。
その暮らしに変化が起きたのは2015年。当時8歳9ヶ月だった息子さんが、ある日突然息子さんのもとに(視えない存在)の高僧が降りてきて、会話をするようになったのです。母親であるマミさんの困惑は、計り知れません。
そんな能力を持つパンデ家の中で、天から白羽の矢が立ったのが、当時わずか8歳9ヶ月だったマミさんの息子さんでした。
そして現実を受け容れ、2016年1月に大きな儀式をし、9歳3ヶ月という幼いバリアンが誕生しました。
■「パンデ家」とは …
バリの人の名前に“パンデ”がついている人は、その家は代々鍛冶屋の家系という事を意味しています。
鉄から刃物などを作る鍛冶職人の家には必ず釜戸があり、「火の神様」が祀られています。
また、パンデ家の釜戸の灰には「強力な浄化のエネルギー」とされ、今でもバリの人達は魔よけやクロ魔術を跳ね除ける方法として、家の入り口にパンデ家の灰を撒き、結界を張ることがあります。
そういう事もあり、実はバリアンの家系でもある事が多いのが"パンデ家”なのです。
しかしそこはやはり9歳の子供です。一人で出来るはずもなく、母親であるマミさんも分からないまま手伝いをしていました。
息子さんがバリアンになって9ヶ月ほどたった頃、今度はマミさん本人に異変が起こりました。突然「観音様の声」が聞こえるようになり、それから今まで視えなかったものが視え、聞こえなかった声が聞こえるようになったのです。
そして、その後マミさんも儀式をし、日本人バリアンが誕生しました。
ただ、全くゼロだった能力が一気に100になってしまったマミさんは、始めの頃は儀式の途中にトランス状態になり倒れてしまったりと、自身の能力をコントロールする事が出来ず、心と身体もその突然の能力についていくのがとても難しく、苦悩の日々が続きました。
ある日突然、天から降りてきた能力と重要なお役目。
戸惑いながらも試行錯誤を続け、日々訪れる相談者に全身全霊で向き合っていくうちに次第に自身の能力をコントロールする事ができ、またそれをさらに高めていく事も出来るようになっていきました。
「もう大変だったのよ」と、当時の事を笑顔で話すマミさん。
今の彼女自身から放たれる、安定した強さと優しさ、光と闇、そして慈悲のエネルギーはその苦悩から生まれたものだと言う事を感じます。まさに、"ハスの花”のようなマミさん。